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== THE 歓喜天ホテル ==

THE 歓喜天ホテル (114)居酒屋で

ろま中男3 作品リスト
THE 歓喜天ホテル 目次

THE 歓喜天ホテル (114)居酒屋で

オレは一抹の不安をぬぐい去れないでいたが、真紀がこれだけ自信があるのだから、彼女なりの勝算あるのだろうと考えることにした。

「ともかく裁判では犯行事実を認めなければ、有罪にはなりません」
自信満々に力説する真紀に半信半疑のオレはとりあえずうなずいていた。
「…じゃあ、帰るね」
フカキョンが部屋から出て行って真紀も
「それじゃ、明日に備えて、ゆっくり寝てください」
ニッコリ笑って出て行こうとしたがアヤとふたりきりになることが恐ろしいオレは
「…いや、そのっ、そうだっ、眠れそうにないですから、ご飯につきあってください」
何とか引き留めようとして思いつきを口に出していた。

「…さっき食べたばっかじゃん」
アヤが不満そうに口を挟んだ。
「いや、やっぱり腹減って…、ともかく、スタミナ付けないとなっ」
何とかごまかそうとイヤらしく笑ったオレはアヤのお尻にタッチしていた。
「…、なんだあっ、そういうことっ、もう、エッチなんだから」
淫靡な笑みを浮かべたアヤは柔らかい胸をオレに押しつけていた。

「…やっぱり、おじゃまのようですね」
寂しそうに笑った真紀が出て行こうとしたが、
「たくさんの方が、楽しいですし…、食も進むとおもうし、なっ、アヤ」
手首をぎゅっと握ったオレは懸命に理由を考えていた。
「…、まあ、そうかも」
ミニスカの中に手を入れてナマ尻をまさぐったオレに、アヤは不承不承うなずいていた。
「だから、お願いします」
握った手首を離すと、オレは真紀のしなやかな指のマタにグニュグニュと指をねじ込んだ。

「…はあっ、そういうことなら、チョットだけおつきあいします」
真紀はオレのイヤらしい指に応えるように自分から指を絡めてはにかみながら応えた。うつむいて頬をピンクに染めた真紀にオレはドキドキしていた。
「…、じゃあ、どこ行く?」
口をとがらせたアヤが割り込んでオレをにらんだ。
「そうだな、あんまり気取らないとこがいいな」
オレはわざとらしく目をそらすと適当に思いつきで応えた。
「ふ?ん…、じゃあ、居酒屋行こうよ」
そういうとアヤはさっさと部屋を出た。オレは真紀のカラダを抱くようにして連れ出すと、真紀は恥ずかしそうに上目遣いでオレを見て笑った。

「…オジサン、スッポンの生き血、三つねっ」
有名なチェーン店の看板を出した居酒屋にはいると開口一番アヤが妖しげな注文をした。
「おいっ、いきなりかっ」
オレが咎めるようにアヤを見ると
「スタミナ、付けたいんでしょっ」
半開きの目でねめつけるように見たアヤが妖しく笑った。
「…、そうだな」
ココは逆らわない方がいい、…。
アヤが凶暴化するのを恐れたオレは、迫ってくるアヤに愛想笑いを浮かべた。

「…あら、おいしいっ」
運ばれてきた小さなワイングラスを満たした真っ赤な液体を真紀は一気飲みした。
「オジサン、お代わりください」
真紀はグラスを置くと帰ろうとする店員を呼び止めてお代わりを注文した。
「…でしょ、赤ワインも入ってるから、飲みやすいでしょ」
アヤが真紀の飲みっぷりの良さにニコニコしながらオレを見た。
「そうか」
なんだかイヤな予感がしたが、オレもちょっとだけ舐めて思ったより生臭くないコトに安心して一気に飲み干した。

「…ホント、おいしいね、ワイン飲みたくなっちゃったあっ」
真紀は顔色一つ替えずにまた一気飲みしたが、口調はすでに怪しくなっていた。
「とりあえず、アテ頼もうっ、アヤ、何食いたい?」
真紀の酒癖の悪さを思いだしたオレは慌ててアヤに話を向けたが、アヤはメニューとにらめっこして俺の声が耳に入ってない様子だった。
「…、オジサン、注文、いい?」
真紀の酒乱にハラハラするオレを尻目に、アヤは店員を呼ぶと大量の料理を注文していた。
「あと、赤ワイン、ボトルで」
真紀がまじめな顔で注文した。

すぐにワインが来て、アヤが真紀のグラスに注ぐと、すぐに真紀は飲み干した。
「…真紀さん、カッコイイ、さあ、どうぞ」
真紀を酔いつぶしてオレとふたりきりになるつもりのアヤは、グラスが空になるとすぐに注いだ。1本目のワインはオレのグラスに注がれることなく空になった。注文した料理を運んできた店員に
「…面倒だから、赤ワイン3本持ってきて」
真紀はニッコリ笑って注文した。空になったワイングラスをイジしながらネットリした視線でオレを見つめた真紀は、カラダをかがめて豊満な胸の谷間をはっきり見せていた。

「…あっ、妖精さんが、来た…」
全然顔色が変わらず、酔った風には見えない真紀が色っぽくささやくのを聞いたオレは背筋がゾクッとして、オレを見つめる真紀の怪しい切れ長の目をおそるおそる見た。

歓喜天ホテル (115) につづく
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