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== 24のひとみ先生 ==

24のひとみ先生 (38) 黙祷だよ、ひとみ先生

裏ろま中男 作品リスト
24のひとみ先生 目次

24のひとみ先生 (38) 黙祷だよ、ひとみ先生

神妙な面持ちでひとみは教壇に立っていた。

「…皆さん、落ち着いて聞いてください、悲しいお知らせがあります」
「それ、前にやりましたよ」
早速平田がツッコんだ。
「…金八に出たからって、えらそうにするんじゃありません」
「そんなあ、関係ないじゃないですか」
ひとみにアキレス腱(?)を指摘された平田が弱気になって応えた。
「…実年齢ではあなたが一番年下だと言うことを意識していますか、矢田君なんてホントは二十歳過ぎてるんですよ」
「そうだったんですか」
アブラ汗で顔をテカらせた矢田がびっくりしたようにひとみの顔を見た。
「…矢田君、ウザイ、…わざとらしいんです」
「…、スイマセン」
ポリポリと頭をかいた矢田は、七三分けの髪型の乱れを気にして大事そうになでつけていた。
「私、知ってました、でもそんな裏話ばかりしているとエッチにいけなくなるんじゃ無いですか」
「…そうですね、須田さん、ナイスフォローです」
「へへっ」
ほめられた須田はうれしそうにカワイイ顔に笑顔を浮かべた。

「…産休でお休みの石田先生ですが、産後の肥立ちが悪くて、今朝お亡くなりになったそうです」
「ええっ」
「…お亡くなりになった、石田先生のご冥福をお祈りしましょう、起立、黙祷」
生徒たちは立ち上がって目を閉じて両手を合わせて、お世話になった石田先生の冥福をお祈りしていた。
「…直れ」
ひとみのかけ声に生徒たちは席に座った。
「じゃあ、今日はお通夜ですか」
「…お通夜って、誰のですか?」
「えっ、だって石田先生が…」
「…ウソです」
「先生、いい加減にしてください」
平田はニッコリ笑うひとみを、忌々しそうに非難していた。
「石田先生は、順調にお過ごしですよ、イイじゃないですか」
ひとみにはニコニコしていた。

「…それよりも、男子の体たらくが情けないです」
「どういうコトですか」
奥田が聞いた。
「…矢田君を見習いなさい」
「…?」
矢田が不思議そうにひとみを見た。
「矢田君は、石田先生のコトなど全く気にならない様子で、黙祷で目を閉じて無防備に立つ女子のスカートの中をさかんにのぞいていましたよ」
「…そんなコト、していませんっ」
矢田はアブラ汗で顔をテラテラと輝かせながら、必死に弁解していた。
「…やだ」
一斉に女子が矢田に変態を見るような目を向けた。

「矢田君、そんなに見たかったなら…、言って…」
須田がカワイイ目に涙を溜めて、矢田を見つめた。
「…だからあ、そんなコト、してないってっ」
「矢田君、…どうせウソだから」
平田があきれ顔でひとみを見ていた。
「…興奮した矢田君は、平野さんのパンティに粘っこい液体をつけていましたよ」
「…ええ、やだあ」
あわてて立ち上がった平田は紺のヒダスカートをまくり上げてピンクのパンティを丸出しにすると、パンティに変な液体がついてないか確かめた。
「…平田さん、パンチラしたいのはわかりますが、やりすぎですよ、それじゃ全然興奮しません」
ひとみの指摘にエキストラの男子は、うん、うん、とうなずいた。
「そうですね」
平田は照れながら座った。ただひとり、変態的な嗜好が進行しつつある田無はメガネ美少女が自らスカートをまくり上げて、パンティと太ももをさらす姿を目に焼き付けて、休み時間トイレで抜こうとニンマリしていた。

「…せんせい、エッチなかったですね」
須田が残念そうな顔で言うと
「そうですね、本当にスイマセンでした」
「…次回はがんばりますっ」
カメラに向かって頭を下げるひとみに割り込むようにして、平田が陽気に笑っていた。

(39) キモ試しだよ、ひとみ先生につづく
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