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== 秀香蘭高校放送部 ==

秀香蘭高校放送部(6)マコの変わった趣味

最初にお読みください(ろま中男3 作品リスト)
秀香蘭高校放送部 目次

秀香蘭高校放送部(6)マコの変わった趣味

「これ、口に出して…、読んでみて」
本屋に入ったマコはマンガコーナーで一冊の本を開くとミナヲをジッと見つめた。「口に出して…」とつぶやいた唇がやけにエッチに見えた。

「は?…、え、これ?」
(裸?、どうして?…、まさか、気づいてた?…)
それは18禁レディスコミックだった。裸の男女が抱き合う姿が大きく描かれた見開きがミナヲの目に飛び込んできた。大胆に絡み合う裸体に、雨に濡れたマコの女体に抱いていたやましい気持ちを見透かされた気がして、ミナヲは困惑した。
「うん、ここ」
ミナヲが言えずにいると、マコは吹き出しを指差して音読を促した。

「う…、『お前が好きだ、だからオッパイ…、触らせてくれ』」
(いいのかこんなこと言って…、きょ、きょわい…、それにしても、こんなこと言うか?…)
無表情な威圧感に耐えきれないミナヲは、周りに自分たちしかいないことを確認すると、指し示されたセリフを棒読みした。作家気取りのエロ小説ブロガーが考えたような不自然なエロセリフがアホらしいと思ったが、同時に無言の圧力にエロ妄想が止まらずにドキドキする気持ちを責められてる気がして重くのしかかっていた。

「これ」
能無しブロガーが考えそうな非リアルなエロセリフを言うことを恥だと落ち込んだが、マコはそんなことはお構いなしに次のセリフを指さした。
「は?…、ああ、『乳首、ビンビン、な、なんだろ…、オレに触って、欲しく、て…』」
(また?…、なんだこれ、こんな恥ずかしいこと言うヤツ、いるのか?…、でも…)
またエロセリフのアホらしさ呆れたが、BLコミックに隠れた白セーラーの胸を盗み見るミナヲは、透けブラのレース模様を思い出して勃起した。
(怒ってる?…、ああ…、恥の上塗りだ…)
エロ妄想が払拭できずに赤くなったミナヲをマコが無言で見つめていた。ミナヲは無表情な視線にスケベな性根を責められている気がして、それにセリフの言い方が下手だったんだとまた落ち込んだ。

「じゃあ、これ」
マコのリクエストは止まらなかった。ミナヲが戸惑いなど完全に無視して次のセリフを指さした。
「あ、うん…、『お前がオッパイでかいことは、オレだけが知って…、るんだぞ…』」
(もう許して…、って、わざとか…)
エロ小説ブロガーが考えたようなくだらないセリフに辟易だったが、その内容がミナヲの心情を見透かしているようで言葉に詰まった。雨に濡れた白セーラー服姿を視姦してたことがマコにバレていると思って恐怖した。

「つぎ、これ」
無表情なマコはすぐ次を要求した。
「あ…、『オレは、お前のこと…、1日中、見てたからな…』」
(これはもう、絶対バレてる…、コイツ、気づいてたんだ…)
次のセリフを見たミナヲは絶望した。1日中いやらしい目で視姦していたことを突きつけられたと思った。痴漢行為の発覚に観念し、緊張した口調でセリフを読んだミナヲだったが、妙な興奮に昂ぶって股間は膨らんだままだった。
「…、ミナヲ君、イイ声してるね」
マコはミナヲの視姦行為やセリフ読みの上手下手には触れず、声がいいと褒めてくれた。緊張感で硬直して棒立ちするミナヲはわけがわからなかったが、ちょっとだけ笑みを浮かべた横顔はとてもかわいくて、そしてエロかった。

「じゃあ、これにする」
なにが「じゃあ」なんだからわからないが、マコはそれをレジに持っていった。台風によるひどい雨で客が少ないからヒマなのか、あくびをしていた本屋のオヤジはセーラー服のマコが持ってきた18禁レディスコミックになんのこだわりも見せずに売った。

秀香蘭高校放送部(7)につづく

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