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== 彼女は幽霊 ==

彼女は幽霊 (1)幽霊の出る部屋

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彼女は幽霊 目次

彼女は幽霊 (1)幽霊の出る部屋

(う、うん?…、あ…)
夜中に目が覚めた。金縛りにあってカラダが動かなかった。そして枕元には幽霊が立っていた。

第一志望の大学に合格したオレはあこがれの東京での一人暮らしをはじめた。出遅れたアパート探しだったが運良く格安の物件を見つけた。不動産屋の微妙な表情からワケありの物件であることをなんとなく感じたが、超常現象など信じてないので自殺や殺人があったとしても構わないと即契約した。

契約した次の日に入居した。たいして多くなかったが引っ越しの荷物を片付けると夜になっていた。まだ風呂掃除ができてないのでそのまま寝た。そして真夜中に幽霊体験した。

(動けん…、あ、パンツ、見えた…)
体が動かない。ともかく目ん玉だけ動かして頭の上を見てみると、セーラー服らしいミニスカの奥に白いパンティがぼんやり見えた。
(ナマ足…、足のあるタイプか…)
ぼんやりした白さから下に目を向けるとナマ足があった。とりあえず日本の伝統的な幽霊とは違うタイプだと思った。
(…、ちょっと、エロいかも…)
視線を戻してムチムチした太ももの根本に食い込むパンティを凝視した。柔らかい肉がせめぎ合う生々しさを凝視しているうちに変な気分になってきた。
(あ…、勃った…)
自分では見えないが息子が固くなっていた。金縛りにあっても勃起するんだという発見だった。そしてある意味勃起も金縛りの一種かも知れないとバカなことを考えていた。
「あ…」
小さく声がした。目線を上げるとうつむいた表情が恥じらっているように見えた。と同時に彼女の姿は消えた。
「出た?…」
彼女が消えると金縛りは解けた。起き上がったオレは彼女がいた場所を見ながら、一瞬見た顔がわりと可愛かったことを思い出していた。

翌朝不動産屋に電話をかけて説明を求めると申し訳無さそうに事故物件だと教えてくれた。3年前にオレと同じように地方から出てきた女子大生が自殺していた。しかもその女はオレと同じ大学の学生だった。

元々予想していたことなので不動産屋を責めるつもりはなかった。それよりも事件のあらましが聞けたことが収穫だった。彼女は同級生の学生にフラレて自殺したそうだ。スケベそうな不動産屋のオヤジの言うことだから額面通り受け取れないが、とびきりの美少女だったらしい。

確かに一瞬見た顔はかなり可愛かったと思う。それに胸も大きかった気がする。オレは幽霊を怖いと思うよりも、もう一度ナイスバディ美少女に会いたいと思った。そしてすぐに疑問が湧いてきた。まず可愛い女の子なのにどうしてフラれたのかということ。女子大生なのにどうしてセーラー服だったのか。そして彼女は本当に幽霊と言われる存在なのか。

考えてもムダなので引越し荷物の残りを片付けて風呂と便所を掃除した。午後は雑貨などの生活必需品を買いに行った。そしてはじめての自炊をして、それから風呂に入っていざというときに備えると、もう一度彼女に会えることを願って床についた。


(あ…、来た…)
真夜中に目が覚めた。昨日と同じくらいの時間だと思う。そして頭の上を見るとやっぱりセーラー服姿の女の子が立っている。
「う、動けないから、なんとかして…」
うつむいていて前髪で隠れているのでよく見えないが可愛い顔だと思った。オレはとりあえず金縛りを何とかして欲しかった。
「え…、あ、ごめんなさい…」
彼女はびっくりしていた。幽霊っぽい沈んだ調子だが、セーラー服のナイスバディ美少女の期待を裏切らない可愛い声だった。
「あ、動ける…、アンタ、ここで自殺したんだって」
突然動けるようになった。布団に座り直したオレはうつむいて立つ彼女を眺めて聞いてみた。
「あ、はい…、私が、怖くないんですか?…」
ニヤニヤするオレをうつむきがちに伺う彼女がおそるおそる聞いてきた。
「あ、ああ…、理解できないモノだからって怖がるなんて、理性的じゃないだろ」
立場が逆だった。幽霊は怖くない。合理主義がオレの信条だ。難関大学に一発合格したのも合理主義のたまものだ。

「そういう人…、はじめてです…」
うつむいたままなのでよくわからないが、オレが怖がらないことにうれしそうだ。股間のあたりで組んだ指がモジモジしていた。
「まあ、座りなよ」
オレは一人暮らしの部屋に可愛い女の子と二人きりという状況に欲情していた。股間で合わせた手がミニスカを股間に押し込んで、太ももを圧迫してムチムチする様子が妙にエッチだった。

彼女は幽霊 (2)につづく
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