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== ダスノート ==

ダスノート(Dasu Note) (17)想定外のハグ

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ダスノート(Dasu Note) 目次

ダスノート(Dasu Note) (17)想定外のハグ

はあっ、ああっ…、エリちゃん、気持ちいいっ、よおおおっ…
ツヤツヤした髪がかかったエリのセクシーな背中をローアングルから見あげながら官能的なヒップを触りまくり、手の平に沁みる弾けるような弾力を楽しむ変態章造は夢心地にウットリしていた。。

あへっ?…、あら、もう、終わり?…。
しかし楽しい時間は長くは続かなかった。朗読が一区切りつくとエリはイヤらしい手でお尻をまさぐられていたことなど無かったように教卓に戻っていった。
でも、ううっ、やっぱ、やばいかも…、
そして綺麗な後ろ姿が遠ざかるにつれて正気に戻ったエロ高校生は、痴漢行為を責められる気がして急にこわくなった。

見て…、ないよな…。
生徒達に向き直ったエリがにらみつけてくるのが怖くて顔を伏せたが、痴漢行為を弾劾される心配は杞憂に終わった。エリはことさらこちらを見ることもなく授業は淡々と進んでいった。
何見てんだよ…、うるさいよ…、
挙動不審の章造を斜め前に座る朝子がメガネの奥の目を不思議そうにしてチラチラ見ていたが、章造はわざと知らん顔していた。
結婚なんてしねえからな…。
ダスノートでセックスしても妊娠しないことがわかっているので、生でセックスしたことを盾にとって押しかけ女房気取りでいる朝子を強気で無視していた。

でもこんなもんなのか…、もっと詳しく書いた方がいいのか?…。
クラス全員が注目する中で人気者美人教師から「痴漢」と罵倒される心配が無くなってまたぞろスケベ心を出した章造は、エリの授業などそっちのけで姉の遥香や朝子とのセックスに比べて二人が淡泊すぎる理由を考えていた。
内容がこんなだから、それなりってことか…。
朝食の食卓の下で姉の何も穿いてない焼き海苔オマタをのぞき見たのはそれほど長い時間じゃなかったし、エリの「お尻触り放題」も満足するほどではなかった。
まあ、姉ちゃんや朝子とは初めての体験だったしな…。
しかしそもそも物事を深く考える習慣のないエロボケ高校生は、エロ度の高いフェラやセックスが初体験だったために長く感じたのかもしれないと、ノラえもんに問いただすこともなくとりあえず納得した。

「本能寺君」
授業が終わるといったん教室を出たエリが後ろ側の入り口から入ってきて声を掛けた。
「へ?…、はっ、はいっ」
あ、エリちゃん…、ひっ、や、やっぱ、怒られるっ…。
授業中に注意されなかったのですっかり安心していたが、気を使ったエリが休み時間中に痴漢行為を咎めに来たと勘違いした章造は、思わず立ち上がって不動の姿勢を取った。
うう…、エリ先生に…、叱られる…。
しかし懲りないエロ高校生の頭の中は、夜の淫らな妄想でプライベートレッスンするエリに毒舌で罵られるどMなシチュエーションが占め、無意識下で被虐倒錯なヘタレな悦びを感じていた。

「?…、お昼にお話したいの、悪いけど生徒指導室に来くれる?…、よろしくね」
直立不動で緊張する変態高校生の変態妄想など知るよしもないエリは困り顔にかすかな笑みを浮かべたが、柔和な表情で用件を伝えると教室から出て行った。
「…、はあああ…」
助かった…、い、いやっ、生徒指導室でっ、磔(はりつけ)獄門かもっ…。
怒られなかったことに脱力して大きなため息をついたヘタレだったが、昼休みの生徒指導室に監禁され、縛られて折檻されるおバカな妄想をして怯え、ヘタレなどM被虐倒錯にのぼせていた。
はへ?…、な、なんだよ…、おまえは、関係ないだろ…。
エリとのやりとりを黙って見ていたボブカットメガネっ娘が何か言いたげだったが、章造はやっぱり無視した。

あ、次は、理科室か…。
おバカなエロ妄想をひとしきり楽しんだエロバカは次の授業が職員室のある本棟だったことを思い出した。2時間目は科学Iで理科室に移動する。
モエは行かないのか?…。
クラスメイトが三々五々席を立つのに朋恵に動く様子がなかった。朝子も章造が立ち上がるのを待っていたようだが、すぐにあきらめたようでメガネの奥からいじましい視線を投げかけて教室を出て行った。
まあいいか、もしかして…。
待っているうちに休み時間が終わりそうになって教室は二人だけになり、章造はダスノートに書いた「朋恵、抱きついてくる」が実現するのを密かに期待してギリギリまで待っていた。
もう待てねえ…。
しかしダスノートが発動する気配はなかった。休み時間が終わりそうで朋恵に声をかけようか迷ったが、その勇気が出せないヘタレは自分だけ教室を出た。

「きゃあっ」
教室すぐ横の階段を降りて踊り場に立つと後ろで悲鳴がした。何気な振り返ると朋恵が落ちてきた。
はあ?…、ひいっ、うわあっ…。
完全に想定外の事態にギョッとした章造だったが、セーラー服が風になびいて迫る女体を無我夢中で受け止めていた。

ダスノート (18)につづく
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