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== 独身OL美奈 ==

独身OL美奈 (1)いつも来る客

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独身OL美奈 目次

独身OL美奈 (1)いつも来る客

「…、いらっしゃいませ」
おおっ、来た…。
自動ドアが開いて女性が入ってきた。レジに立っていた清司郎は見てないフリをして着やせする女体を盗み見した。

20代前半に見える(清司郎はその年齢層でレジを打っていた)彼女はほぼ毎晩8時頃に来る。化粧っ気がなく地味な印象だが目鼻立ちは整っており、気合いを入れてメイクしたら人目を引く美人になるだろうと清志郎は思っていた。

彼女はいつも弁当やスナック菓子を買っていくが、月1の頻度で下着を買う日がある。それが今日だと見当をつけて彼女が来店するのを心待ちしていた清司郎はシフトを8時までに変更してもらっていた。店を出た彼女をストーキングするためだ。

「お願いします」
店内を一通り回った彼女は夕食の弁当の他に下着のビニールパッケージを入れたカゴを清司郎の前に出した。
「温めますか?」
弁当をレジに通した清司郎は内心ドキドキしながら抑えた声で聞いた。
「いえ」
学生バイトの高揚など全く感知しない素顔美人は抑揚なく応えた。弁当を温めないことはわかっているが、彼女の声が聞きたくていつもこのやりとりをする。
「…、○○円になります」
パンティのパッケージを包装紙で包む清司郎は予想通りの買い物をした彼女に顔がゆるみそうになったが、下着を買った女性客にだらしない笑い顔を見せるのは絶対してはいけないことなので奥歯に力をこめて無表情を保っていた。
「カードで」
クレジットカードを出した彼女の目は清司郎を見ていても、それはコンビニ店員を見る目であって清司郎という個人を見ている意識は全くない。
「…、ありがとうごさいました」
彼女の視線に一瞬ドキッとした清司郎だったが、動揺を悟られないように緊張してレジ袋を差し出した。
「ありがとう」
彼女は無表情にうなずいて店を出て行った。

「店長、お疲れ様でした」
彼女の後ろ姿を見送った清司郎は、バックヤードに直行すると急いで着替えて店の裏口から出て行った。
どこだ…。
彼女が帰る方向はわかっている。人通りのない暗い道を早足で向かう清司郎は彼女の後ろ姿を探した。
いたっ…。
薄暗い外灯に照らされて揺れるセミロングへアを見た清司郎は、大きく息を吸って荒い吐息を押さえると歩調を合わせて追跡を開始した。
いいケツ…。
OLっぽいスーツ姿の後ろ姿はやや身長が足りないが、くびれからお尻にかけて張り出したラインが妙にセクシーだ。
くううっ…、興奮する…。
清司郎はストーキングする罪悪感が混じった興奮でムラムラしていた。息苦しくて鼓動が高まる。素性も知らない女性を尾行する背徳感の昂ぶりに、成人式を済ませた大学生は倒錯変態性欲さえもよおして股間が熱くなるのを感じていた。

独身OL美奈 (2)につづく
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