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== 短編 ==

短編 (189)妄想痴漢電車 (1)昂ぶる気持ち

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短編 妄想痴漢電車 目次

短編 (189)妄想痴漢電車 (1)昂ぶる気持ち


その日の杏花梨(あかり)はおかしかった。

目覚まし時計に起こされた杏花梨はカーテンのスキマから差し込む朝日に目をこすりながら、下腹部の鈍いけだるさに数日後に来るはずの生理を思った。

眠そうにベッドから起きあがると寝間着代わりのTシャツを脱いで股間に貼り付くパンティだけのヌードになった。片足を上げて寝汗で濡れたそれを替えようとつま先から抜いたとき、太もも付け根がヒンヤリする感じに淫らな昂ぶりに襲われた。

指を当てると無毛の軟らかい肉がせめぎあうスジは恥ずかしい汁で濡れていた。寝起きにつけ込む淫靡な昂ぶりが女体の芯を悩ましく火照らせる。

股間をまさぐるはしたない全裸姿を鏡に見てノーメイクの顔をしかめた杏花梨は朝の忙しい時間にひとり遊びに浸る余裕はないとエッチな気持ちを振り払い、三段チェストの一番上の引き出しから無造作にパンティを取り出して穿いた。

作為的選択はなかったはずなのに敏感な柔らかい肉に食い込んだパールホワイトのそれは女体の魅力を強調して素肌の透ける布地が極端に少ないセクシースキャンティだった。

湿り気を帯びた股間がジンジンして起き抜けのけだるさをまとった女体がうずく。いつもはパンティストッキングを穿くが無意識に下半身の締め付けを嫌って太ももの中程までのレーストップストッキングを穿いた。

パンティと同色でぬめるような輝きを放つストッキングが下着の色を宣伝しているようで倒錯した露出羞恥が頭をかすめる。姿見に映る艶めかしい女盛りな下着姿、ビーナスラインの下で剥き出しになったシットリ太もも肌が男を誘っているようだ。しかし朝の貴重な時間を淫らな妄想に費やすべきではないという理性がそんな想いを払拭した。。

「はあんっ」
パンティと揃いのブラに手を通して乳房にカップを当てると吐息のような声が漏れた。はしたない音色にハッとなって落とした目線の先にツンと突き出た乳首を見て頬が熱くなる。
「…、あ…」
ツヤを帯びたシットリ肌を指で押すと乳房が痛いほど張っていた。未婚で現在特定の恋人のいない杏花梨は妊娠した経験はないし、乳児に母乳を与えるお母さんの気持ちはわからないが、もしかしたらお乳で胸が張るのはこんな感じかと思った。

生理前はいつもそうだったとかぶりを振って淫らな想いを追い払ったが、痛くてブラが着けられずキャミだけつけた。乳房の盛り上がりで突っ張ったツルツルした生地は固く勃起した乳首の突起がはっきりわかるが上に何か着れば問題ないと思った。

時計に目を上げると目覚めてからずいぶん時間が経っていた。急がないといつもの電車に乗れない。あわてた杏花梨は手早くナチュラルメイクを済ませるとクローゼットを開けて手に当たった衣装に頭を通した。

姿見に映る淡い暖色系ニットワンピはストッキングトップギリギリまでしか丈がなかったが普通に立っていれば太ももの素肌を隠す長さはある。官能的な曲線に密着してカラダのラインがはっきりわかる衣装だったがジャケットを羽織ればエッチには見えないと思った。

ウエストまでの短いジーンズ地ジャケットを羽織って姿見で確認してから玄関に急ぐと、ニーハイのヒザをすりあわせるように前屈みに靴を選んだ。くびれから大きく張り出した丸いお尻に密着してずり上がったニットワンピはムッチリ太ももの絶対領域のナマ肌をさらしていた。

何かに追い立てられるような切迫感で妙に気が急く杏花梨は目に付いたワインレッドの5センチヒールミュールに足を通してドアを開けた。

短編 (190)につづく
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