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== 女医冴子 ==

女医冴子 (56)猟奇殺人狼少年

ろま中男3 作品リスト
女医冴子 目次

女医冴子 (56)猟奇殺人狼少年

「お薬を2週間分出しておきます、2週間後のこの日に予約を入れておくのでまた来て下さい、でもガマン出来なくなったら、いつでも来てくれていいですよ」
乱れた白衣を直してイスに座った冴子はPCの電子カルテに入力しながら処方箋を印刷した。普通の女性にSMまがいな行為を迫って性犯罪になるのを心配した冴子は、いつでもウェルカムの意味で色っぽい笑みを元インポ患者に向けた。

「はい…、ホントにありがとうございました」
色っぽい笑みにまた息子がふくれるのを感じた榎木は恥ずかしそうに股間を押さえ、治療のために我が身を差し出した献身的な名医に感謝して診察室を出て行った。

はあっ、すごい、感じちゃった…。
ドアが閉まると榎木のデカマラを思い出した冴子は、机に突っ伏して丸太のような肉棒で貫かれた快感を反芻して色っぽい溜息を漏らす。

「せんせい、次の患者さん、入ってもらっていいですか」
「ひっ、はいっ」
そこへまたベテランナースが顔を出して次の診察を促し、気を抜いていた冴子は机から飛び上がっていた。

ちょっとくらい休ませてよ…。
母に近い歳の人使いの荒い師長に心の中で悪態をついた冴子は、中ダシされたザーメンをキレイに始末するとマイクで次の患者の名前を告げた。

「…」
待合室で患者の名前が告げられてしばらく経ってからドアが開き、高校生の男子が黙って入ってきた。

「佐伯さんですね、どうぞ、座って下さい」
なんだか暗い子だわ…、まあこんな所に来るくらいだから、珍しいコトじゃ無いけど…。
沈鬱な面持ちで座った少年はうつむいて冴子の顔を見ようとしなかった。年齢から高校生だとわかるが、身長は平均よりも低いように見えた。

「どうしましたか?」
こんなキレイな先生が、声をかけてあげてるんだから、ちゃんとこっちをみなさい…。
数え切れない男とのセックスでの疲労で若干ハイになっていた冴子は、黙りこくる少年に心の中で上目線にふざけていた。

「え~と、榎木さんは高校生ですね」
何か言ってくれないと…、ムリに聞き出すことは出来ないし…。
未成年の場合は親が同行することが多いが、一人で落ち込む少年に冴子はちょっと困っていた。

「オレ…、母親を殺しました…」
冴子がハイテンションな心理状態でキレそうになった頃合いを見計らうように、少年がポツリポツリつぶやいた。

「それ、ホント?…」
なにそれ…、だったら警察行ってよ…、殺人犯なの?…。
思いがけないセリフについ素になってしまった冴子は怯えた表情でつぶやいていた。

「風呂上がりの母さんのバスタオルをはぎ取って…、ムリヤリ押し倒して、強姦したんです…、射精する瞬間、ナイフを胸に突き立てて…、ドバッて真っ赤な血が溢れるのを見ながら、ドビュドビュッって、精液を発射しました…」
下を向いたままの少年は、一人言でも言うように母親を殺した顛末を説明した。

「…」
変態の…、猟奇殺人鬼?…。
声変わり時期の平板なつぶやきは冴子の耳で不愉快に響いていた。血まみれの凶行を疲れ気味な意識の中で再生して戦慄した美人ドクターは、いつでも警備員を呼べるように隠しボタンに指を当てた。

「寝ている母さんのベッドに潜り込んで、パンティをめくって…、勃起したチンポを差し込みました…、嫌がる母さんの首を絞めたんです…、白目を剥いて口から泡を吹いて、ヨダレを垂らす醜い顔を…、見ながら、母さんのナカに射精しました…」
少年は警戒する冴子など目に入らないように、今度は絞殺殺人について語り出した。

「?…、!…」
首を?…、さっき、ナイフって?…、なんだ、そういうこと…。
訥々と語る猟奇殺人が妄想だと気付いた冴子は小さく安堵のため息をついて緊張を解くと、うつむいてよく見えない少年の顔を見つめていた。

「母さんがトイレに入っているときに…」
「佐伯さん」
「…」
妄想を語り続ける少年に美人ドクターが強い口調で問いかけると、惚けたような顔がやっと冴子の顔を見た。いびつな妄想癖のある少年を正しい道に連れ戻す職業意識を燃え上がらせた女医は、生気のないぼんやりした顔を強い意志のこもった視線で見つめていた。

女医冴子 (57) につづく
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