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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (21) お人好し

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女子校生由貴 (21) お人好し

朝の痴漢はこの男、…。
タダシの凶暴な変態行為で混乱して普段の半分もない判断力だが、もともと頭のいい由貴の的確な推理だった。見事に真実にたどり着いていた。疑問を抱えながら家に向かって自転車をこぎだそうとすると、タダシは先に走り出した。

「…」
タダシの後ろ姿を追って、由貴は自転車をこいでいく。
「あっ、…」
ノーパンでむき出しになったあそこが直接サドルに当たって、ひんやりした合成樹脂の皮にタコの吸盤のようにあそこの柔らかい肉が吸い付いていた。ペダルをこぐたびにあそこがこすれて、あふれる滴でサドルが濡れた。

そうしたら、?…。
しかも由貴はむき出しのおしりを隠すスカートが風にあおられて、たまに中を覗かせているのも気付かずにさっきの疑問を考えていた。
「…」
タダシは正確に由貴の家に向かう道を自転車でたどっている。
この人、由貴のウチを知っているの、?…。

「…」
それなら家から近くの駅も知っているはずだ。
そうなの、?…。
そうすると朝この駅で一緒になって、同じ電車の乗ったという推測に確信が無くなってくる。
じゃあ、?…。
一緒の電車に乗ったという確信が無くなると、事実に突き当たったさっきの推理に自信が無くなってきた。そういえば、今朝電車から降りた後、トイレに20分ぐらいはいたはずだ。しかし教室にはこの男とほとんど同じ時間に到着している。

教室にはいる時に自分を追い越したタダシが一番後ろの席に座ったのを覚えている。そうするとタダシは数本後の電車に乗ってきたことになる。

由貴が駅のトイレから出たとき意識が朦朧としていたため、タダシがトイレから由貴が出てくるのを待って、その後も由貴のあそこをもてあそんでいたことに気付いていない由貴はそう結論した。

今朝痴漢に遭ったからって、前を走っている男を痴漢と結びつけるのは短絡的すぎる、…。

頭が良く論理的な思考ができることが由貴にとってあだとなった。いつもの明晰な推理力が働けば、より多くの選択肢から的確な推論ができたはずだ。しかしいまだに快感の余韻の残るぼうっとした由貴の頭脳ではこれが限界だった。

由貴にとって確実なことは、学校でノーパンだった自分にパンツを貸してくれて、窮地を救ってくれたのがタダシだったということだ。

恩人を疑うなんて…、由貴、ダメな子だ…。
由貴はタダシを痴漢扱いしたことを恥じた。実際にはブリーフを貸してくれたコトを恩に感じる以上にタダシは由貴のカラダを弄んだが、両親にきちんとしつけられた由貴は他人の悪いところをあげつらうような子に育てられていなかった。

普段からお人好しと言われるくらい、前向きで物事を肯定的に考える由貴ならでは間違った結論だった。

女子校生由貴 (22) につづく
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