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== 今日のネコ ==

今日のネコ (14)モデル編

ろま中男3 作品リスト
今日のネコ 目次

今日のネコ (14)モデル編


女子大生編、楽しんで頂けたでしょうか、…。
「…ちょっと、待て」
なんですか、ナメコさん?、…。
「なんで、『今日のネコ』なんだ?」
だって、猫ちゃんさんの話ですから、…。

「順番なら、ナメコだろっ」
そう言われましても、作者の気まぐれですから、…。
「作者、コロス」
…、行っちゃいましたね、猫ちゃんさん(笑)、…。
「…ナレヲ、目がイヤラシイにゃん」
あっ、これは失礼しました、ホントは紳士的なナレヲです、…。

「…で今度は、猫は何になるにゃん」
やっぱり、女子大生らしいですよ、…。
「作者も、ネタ切れにゃん」
そうですね、猫さんにコスプレさせたいらしいですよ、…。

「…恥ずかしいのは、イヤだにゃあ~」
…、私はうれしいですけど(淫笑)、…。
「ナレヲ、ヨダレ、出てるにゃん」
じゅるっ、…失礼しました(恥笑)、…。

「女子大生のネコ、続編、お楽しみくださいにゃん」


「こっち、お願いします、カワイイです(笑)」
「目線ください、…ありがとうございます(笑)」
「目線、お願いします(笑)、…ネコさん、ありがとうございます」

豊満なカラダをぴったりと包み込む光沢のあるレースクイーンの衣装をまとったネコは、カメラ小僧のリクエストに応えて笑顔をふりまいていた。

この手のオタクっぽい人たちに最初は偏見を持っていたネコだったが、礼儀正しくてまじめに応援してくれる人たちばかりで、最近ではすっかり慣れて自然な笑顔が出来るようになっていた。

まじめな大学生に戻ったネコは新聞配達のバイトを続けるアキオを見習って、バイトをはじめようと思って最初はマックやミスドの店員を考えていた。

それが大学で友達になったレイに強引に誘われてモデル事務所に登録すると、いつの間にか一部に熱狂的なファンのいる人気モデルになっていた。

身長がやや足りないのを除くと、肉感的なダイナマイトバディにロリっぽいカワイイ顔が、アキバ系の嗜好の人たちにもてはやされて、まじめに通いだした大学も近頃は休みがちになっていた。

今日も撮影会に呼び出されたネコは、炎天下にレースクイーンの衣装で大きなパラソル片手にして、カメラ小僧相手たちの熱い声援を受けていた。たまにローアングルからエッチなショットを狙う不埒モノもいるが、今ではすっかりあしらいに慣れたネコは、そんなヤツからは体の向きを変えてかわしていた。

「…、暑かったね」
楽屋代わりのワンボックスカーに戻ったレイは、ネコに親しみのある笑顔を向けていた。
「…、変なヤツ、いたね」
水滴のついたペットボトルを口に当てて喉を潤したネコが、衣装からあふれそうなナマ乳の肌ににじんだ汗を拭きながら言うと
「あっ、あのメガネデブでしょ」
レイはゴキブリでも見るような嫌悪感をあらわにした顔でうなずいた。

レイはもちろん本名でなく、それはネコと同じだった。レイはネコほど胸が大きくないが、お尻の形がキレイなセクシー脚線美モデルとして人気があった。一緒に事務所に登録して以来、ネコとは一緒に撮影会に行くことが多かった。

「そう…、隠しカメラ、持ってそうだよね」
ネコはスソの短いスカートに手を入れてパンストを直しながら、汗だくになってメガネをしょっちゅう曇らせては、落ち着きなさそうに拭いていたデブを思いだして、気持ち悪そうな顔でうなずいた。
「この前もいたよね、…出禁にすれば、いいのに」
透明な肩ひもをなおしながら、うんうん、とうなずくレイは大きく開いた衣装の背中にタオルをかけて、首に保冷パックを当てていた。

「…どっちのファンかな?」
カワイイ顔にイタズラっぽい笑みを浮かべるネコに、
「きゃあ~、私、ゼッタイ、イヤッ」
レイが黄色い悲鳴を上げてはしゃいでいた。

二回目の撮影会も無事に終わって、近くの駅まで送ってもらったネコとレイはホームで電車を待っていた。

「…わっ、ヤダ、混んでる」
ラッシュ時間でもないのに混んでいる電車に、以前満員電車で痴漢にあったことのあるレイが露骨にイヤそうな顔をした。
「大丈夫だよ、レイが痴漢されたら、助けてあげるから」
満員電車にあまり乗らないネコは痴漢された経験がなく、レイが嫌がるのをあまり深刻に受け止めてなかった。
「…そう、ホントに、助けてね」
ノースリーブワンピで肩を出したネコの腕にすがるレイが不安そうな目で見ていたが、
「まかせてっ」
ネコがニッコリ笑った。

満員電車で前後左右から女体を押されて、ネコは一本遅らせれば良かったとすぐに後悔した。この状態ではチョットくらいお尻を触られても、痴漢かどうか分からないから文句は言えない。

「…混んでるね」
ネコに前から抱きつくような体勢のレイがつぶやくと
「そうだね」
ネコも苦笑した。首に抱きついてきたレイに何事かと思ったネコだったが、
「…、いる」
耳元に口を寄せたレイがささやいた。

「なに?」
不安そうなレイの声にネコが聞き返すと
「メガネデブ…」
レイが小さな声で答えた。ネコがぞっとしてレイが目配せする後ろをこっそり見ると、ハアハアとハンカチで額を拭く汗だくの男が立っていた。

今日のネコ (15) につづく
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