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== 今日のネコ ==

今日のネコ (8)アキオとネコ

ろま中男3 作品リスト
今日のネコ 目次

今日のネコ (8)アキオとネコ

「…ネコ、フラれてんじゃん」
別れもあれば、新しい出会いも、あるってコトです、…。
「…ガテン系の新聞配達の子が、今度のお相手なのかにゃあ?」
それは、これからの展開のようですよ…。
「はあっ、たくましい筋肉に抱かれたいっ」
「…姐さん、露骨だにゃあ」

「いいじゃん、男はプヨプヨじゃあ、だめよっ」
…、私なんて、ダメですね、…。
「落ち込むなよ、だから、相手…」
お断りします、…。
「…まだ、全部、言ってネエだろっ(どかっ、ぼきっ)」
ひいっ、勘弁して、くださいっ、…。

「ホント、ふたりは仲良しだにゃあ、続きをお楽しみ、ください~、にゃあっ(笑)」



「…」
ネコはアキオのふくらんだ股間をぼんやり見ていた。
「あっ、ありがとうっ、ございましたっ」
ネコの視線に気づいて、あわてて領収書を渡したアキオが出て行こうとすると
「ねえ…、冷たいモノでも、飲んでく?」
ネコは何を考えるでもなく誘っていた。言った後でなんで私こんなコト言ってるんだろう、とちょっと後悔したが
「いえっ、まだ集金、残ってますから」
アキオは大げさに頭を下げると、逃げるように背を向けた。

…、なによ、…。
何だがフラれたような口惜しさに振り返ると床に脱ぎ散らかした服が目に入って、ネコはまとめて拾い上げて外の洗濯機に入れようとドアを開けると、アキオが立っていた。
「…やっぱり、…ごちそうになって、いいですか」
額の汗をぬぐいながら、アキオが申し訳なさそうに顔を伏せてつぶやいた。ネコは抱えた使用済みのパンティやブラを洗濯機に投げ込むと、
「…、いいわよ」
かすかに笑ってアキオを部屋に入れた。ドアとネコの間を通り抜けてアキオは部屋に入った。ロンTからつきだした乳首がアキオの腕に触れそうになって、薄汚れた白いTシャツから汗くさい匂いがした。

「…新聞配達が、仕事なの?」
キッチンの二人がけのテーブルにかしこまって座ったアキオの前にコップを置いたネコは、ペットボトルのジュースを注いだ。
「いえ…、新聞配達はバイトで、学生です」
目を伏せたアキオは落ち着かない口調で応えながら、ロンTの下からのぞくナマ足にドキドキしていた。
「ふ~ん、大学生?」
チラ見してくる視線を意識して脚線美を見せつける様にナマ足を組んだネコは、つまらなさそうにアキオを見ていた。

「はい」
アキオの日焼けしてやせたしかし筋張った腕にネコはついゴクンと喉を鳴らした。はしたない音をさせた照れ隠しに
「どこの大学?」
ネコが聞くと、落ち着かないように視線をあちこちに向けてコップに口を付けたアキオが、某有名大学の名を答えた。
「へえ…、一流…、だったら、カテキョとか、割のいいバイトすればいいのに」
一流大のブランドに心持ち身を乗り出したネコは、タプンとノーブラの胸を波立たせる。
「いやっ、俺なんて、ダメですから」
ネコの胸からつきだした乳首が揺れるのに、アキオは目を離せずにドキドキして口がカラカラに渇くのを感じ、ジュースを一気飲みした。

「もう、一杯飲む?」
空になったコップに立ち上がったネコが冷蔵庫を空けようとすると
「いえっ、ごちそうさまでした」
アキオは立ち上がって頭を下げた。
「そう…」
ネコはアキオの股間がふくれているのをぼんやり見ながら、たおやかに立たせた肉感的なカラダをかすかに揺らしていた。

「ホントに、ごちそうさまでした」
焦って汚いスニーカーを履いて逃げるように出て行くアキオを、ネコは黙って見送った。
あ~あ、何だったんだろ、…。
ジュースの残ったコップに色っぽい唇に当てながら、ネコはぼんやりしていた。

急いでドアの外に出たアキオはその場でうるさいぐらいの胸の高鳴りを意識しながら立っていたが、ネコが出てきたときのことを思い出して無意識に洗濯機のフタを開けた。ピンクのパンティが目に入ったアキオはドキドキしながらそれに手を伸ばした。

ツルツルした感触にゴクンとツバを飲み込んだアキオはそれをポケットにねじ込み、音がしないようにフタを閉めて階段を駆け下りるとバイクに飛び乗って走り去った。

カンカンカンと階段が鳴る音にネコが外をのぞくと、おじさんバイクで走り去るアキオが見えた。
何してたんだろ、…。
アキオが部屋を出てから若干のタイムラグがあった、とちょっと気になったが洗濯物が入れっぱなしだったことを思いだしたネコは、洗濯機に洗剤を入れてスイッチを入れた。

「…、やだっ」
寝起きの顔を鏡で見たネコは、こんな恥ずかしい格好を若い男の前にさらしていた、と思うと顔から火が出るような思いだった。しかし出掛ける気も起きずにぼんやり座っていると、洗濯が終了してブザーが鳴った。洗濯物を取り込んで部屋干しした。
無い、…?
パンティも一緒に洗濯機に入れたはずだが無かった。アキオがそれを盗んだコトに気づくのに時間はかからなかった。

初めてしてしまった下着ドロに、アキオは息を荒くしてドキドキと胸が破裂しそうな想いに焦りながらバイクを運転していた。アパートに直行したアキオはドアに鍵を掛けると、ジーンズを脱いで握ったパンティを顔に当てて匂いをかいだ。

「…、はあっ」
使用済みのパンティはいい匂いに混じってかすかに酸っぱい匂いがした。はあ、はあっ、と熱く湿った息にまみれながら、アキオはネコのナマ肌を思い浮かべて、固くなった息子を懸命にシゴいていた。

今日のネコ (9) につづく
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