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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (331)二人でカレーパーティー?

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女子校生由貴 (331)二人でカレーパーティー?

「…、青井さん、大丈夫?」
バスタオルを巻いた優が出てくると、ハッとなって顔を上げたエリがためらいがちに声をかけた。

「先生、ゴメンネ、心配、かけちゃったね」
心配そうなエリに優がニッコリ笑った。美少女のカワイイ笑顔だった。しかししばらくバスルームから続いたバカ笑いに、優がおかしくなった疑いをぬぐいきれないエリは
「じゃあ、すぐに服着て…、病院、行きましょう」
急かすようにつぶやくと、きれいにたたんだセーラー服を差し出した。

「ゴメン、病院、行かない…、お腹空いちゃった、へへへっ…」
受け取ったセーラー服を横に置いた優は、イタズラっぽい笑みを浮かべてエリに甘えていた。
「でも、病院行って、ちゃんと見てもらわないと、妊娠でもしてたら…」
いつもの優に戻ったような気がするが、それでも不安をぬぐいきれないエリはセーラー服を押し返して、病院に行くように促した。

「大丈夫、ザー…、毒液はちゃんと出したから…、先生、コレ、カワイイね、借りていい?」
バスタオルだけ巻いた美少女は勝手にクローゼットの中をのぞくと、股下15センチのボーダーワンピを取りだした。誰だかわからない男の匂いが染みついているようで、セーラー服をもう一度着る気にはならなかった。

「いいけど、ほんとに病院行かないの?…」
ふだん部屋着にしているボーダーワンピに頭を通して、両手でロングヘアをかき出す優を心配そうに見ていると
「あ、カレーか、私得意なんだ…、?…、ちょっと胸がゆるいかも…、先生、おっきいから…」
キッチンに置いてあった買い物袋をのぞいた優が嬉嬉とした声を上げた。ワンピ以外身につけていない優は、急に顔を上げて丸首に指を引っかけるとふくらみかけの胸を見せて、いつものオヤジ笑いを浮かべた。

「そう…、わかったわ…、一緒にごはん作りましょ…」
すっかり元気になって陽気な様子を見せる優に、エリは彼女の言うとおりにしようと思った。病院に行って強姦された事を告げたら、警察沙汰になるかもしれないし、もしそんな事になったら優がよけいに傷つくと思った。
「でも、その前に、おうちに電話してね…、昨日も帰ってないし、ご両親が心配するわ…」
しかし親には連絡すべきだと思った。もちろん自分から優が強姦された事など話すつもりはないが、彼女が自分で電話して両親に相談するなら、それでもいいと思った。

「それから、コレ、履いて」
ボーダーワンピしか着てないスレンダーな優が何となく不憫に見えて、エリはチェストから未使用のパンティを取りだして渡した。さすがにブラはサイズが合いそうになかったが、優の胸ならブラなしでも問題なさそうにエリは思った。
「うん…、いや~ん、透けてるうっ、せんせいのエッチ」
そんなエリの想いを見透かしたかのように薄いピンクのシルクパンティを広げた優は、レースの部分を透かしてまたオヤジ笑いを浮かべて茶化していた。

「もう…、はい、電話しなさい」
ヌードダンサーのようにカラダをくねらせて、もったいつけてパンティを履きながらおどける優に、苦笑したエリは受話器を渡した。
「はあい…、…、あ、ママ、今日、友達の家に泊まるから…、あ、うん、そう…、わかってる…、うん…、じゃあね」
優は特に深刻な様子も見せずに、母親と短い会話を交わすとすぐに電話を切った。

「せんせ、電話したよ…、ああっ、お腹減っちゃったあっ」
受話器を置いてサバサバした様子の優は買い物袋から材料を取りだして、テキパキと準備を始めた。野菜を切る手際の良さはエリをちょっと驚かせた。
「あ、手伝うわ…」
優の見事な包丁捌きにしばらく見とれていたエリは惚けた自分に気付いて、あわてて出掛けるつもりで着たスーツのジャケットを脱いで手を出そうとすると
「あ、いいから、せんせいは座ってて…」
優はエリの顔の前でひらりと包丁をひるがえして、ニンマリ笑った。

「あ…、はい…、そうします」
目の前で鈍い銀色の旋風が舞ったのを見て、まばたきもできずに返事したエリは背筋に冷たいモノを感じて、おとなしくいすに座った。
「すぐ、出来るから」
材料の下ごしらえが終わると、コンロにかけた鍋に次々に放り込んだ。
「あ…、いえ、いいの…」
いつもは材料を炒めてからスープを入れるので、お湯に直接野菜をブチ込む優に思わず声をかけたが、陽気にカレーを作る優に申し訳なさそうに顔を伏せた。

「せんせ、なんか言った?…、もう、すぐに出来るからね、あっ、ごはんっ…、朝のでいいか」
エリの声に優は振り返ったがすぐにまたカレー作りを続けた。ちなみに鍋のお湯には最初に粒状コンソメを入れていた。甲高い声にエリはびくっとして顔を上げたが、優は炊飯ジャーの中を確認すると、お気楽な声を漏らしていた。

「はい、できたよ…、先生、食べて」
いったん火を止めてインスタントのカレールーを適当に放り込んだ優は、しばらく鍋をかきまぜていたが、とろみがついたところでカレー皿にごはんを盛って、カレーをかけるとエリの前に置いた。
「うん…、ありがと…、青井さん、お料理、上手なのね」
ただ座っている間に出来たカレーを目の前にしてエリは感嘆の声を漏らしていた。

「あ、コレを忘れちゃイケナイ」
急に思いだしたように冷蔵庫からミネラルウオーターを取りだした優は、コップに注ぐとスプーンを入れた。
「…、青井さんは、いつも、こうしてるの?」
なんだか場末の洋食屋のような給仕に、あっけにとられたエリだったが
「変?…、ウチじゃお父さんが、いつもこうだから…」
不思議そうに自分の前にカレー皿とスプーンを入れたコップをおいた優を見ながら、なんとなく優の父親の人柄がわかったような気がして、楽しそうな笑顔になっていた。

女子校生由貴(332) につづく
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