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== 義姉さんと孝雄 ==

義姉さんと孝雄 (2)二人暮らし

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義姉さんと孝雄 目次

義姉さんと孝雄 (2)二人暮らし

両親が新婚旅行に行っていたお試し期間のような二人暮らしを経験したあと、両親の九州転勤で孝雄と伊織は二人だけの生活をすることになった。

大学や会社があるので二人を転勤先に連れていけないと洋介と佑美子は説明したが、この再婚バカップルは転勤を口実に二人きりの新婚生活を楽しみたいんだろうと孝雄は思っていた。もしかしたら二人きりの生活を楽しみたいために進んで転勤を希望したかもしれないという疑惑さえ浮かんだ。九州転勤なんて左遷のはずなのに、嬉しそうな洋平の顔を見ているとそれが真相じゃないかという疑いはますます深まった。

「伊織と仲良くしてくださいね」
九州に旅立つ飛行場で佑美子は孝雄の手を握ってそう言った。正式な結婚前に1年近く妻問婚を続けて家事一切の面倒を見てくれた佑美子を孝雄はもう母親として認めており、10年以上も二人きりの生活をしてきた娘と初めて離れて暮らす母親の不安が握った手から伝わって来る気がした。
「…、はい」
佑美子の潤んだ目を見た孝雄は、なんだか感極まっていたそういうのが精一杯だった。
「孝雄、信頼してるからな、伊織さんをしっかり守ってくれよ」
柄にもなく神妙な態度を見せる息子を笑い飛ばした洋平は、そう言い残して佑美子とともに機上の人となった。

こうして伊織は二人きりで一つ屋根の下で暮らすことになったが、孝雄は両親の新婚旅行期間中に伊織の本当の姿を見ていた。一緒に暮らす前は外向けの会社員の顔しか見せなかった伊織に地味女の印象しかなかったが、プライベートは意外とカワイイ女だった。私服姿は二十歳前の女の子にふさわしい明るいファッションだったし、なにより十分に成長したセクシーナイスバディの持ち主だった。

会社に行くときの大きめスーツで体型がごまかされていたが、家の中ではわざと見せつけてるんじゃないかと思うくらいカラダのラインを強調する服だった。くびれから腰がみせる女性らしい曲線が艶めかしくて大きくて形のいい胸が眩しかった。大きすぎる胸のせいでワンサイズ小さく感じるTシャツは、まるでもう一枚の皮膚のように官能的な女体にぴったり密着し、男心をくすぐる二つの膨らみをクッキリ浮き上がらせた。孝雄はエッチな体型を見せつける義姉にムラムラして我慢しきれなくなると、廊下を挟んで伊織と反対側にある部屋に籠ってオナニーをした。


「姉さん、おはよう、いただきます」
寝起きの恥ずかしい生理現象を見られた孝雄だったが、着替えて大学に行く用意をするとキッチンに来て朝食を食べ始めた。母ゆずりで料理上手な伊織は毎朝ご飯とお味噌汁の和食を用意してくれる。
「うふっ、孝雄さん、お弁当ついてる」
いつものグレースーツ姿で会社に行く準備を完了した伊織は、朝食にがっつく孝雄を嬉しそうに見ていたが、頬のごはん粒をつまんで口にいれた。
「え…、あ、ありがと…」
ごはん粒を唇のすき間に入れた伊織は、いつもの化粧っ気のない黒縁メガネなのに妙に可愛く見えた。孝雄は新婚夫婦にありがちなシチュエーションに嬉し恥ずかしな気分でのぼせてまともに伊織の顔が見られなかった。

二人きりの生活が始まって伊織は女子力の低い地味女からセクシーな女体を持つ同年代の女の子に変わっていたが、表面上は義姉弟として接して「姉さん」「孝雄さん」と呼び合っていた。

義姉さんと孝雄 (3)につづく
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┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

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