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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (34)

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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (34)

涼子さん、退院です、東条は笑顔で涼子に告げた。ありがとうございます、先生には何度も命を助けて頂いて感謝してます、涼子は山田の分まで礼を言った。あと、お伝えしなければならないのですが…、東条は急にまじめな顔になって、涼子の反応を伺っていた。なんですか、東条の真剣な顔にちょっと不安になった涼子が聞くと、血液検査の結果で…、妊娠していることがわかりました、そう言った東条は涼子を優しい表情で見つめた。妊娠…、何度も山田とナマでして妊娠しない方がおかしいが、はっきりそうだとわかると涼子は急に不安になった。

どうします、当院には産婦人科もありますが…、固い表情を見せる涼子に東条が心配そうに言った。産科といえば、堺医師がいる…、と涼子にセクハラ診断をした医師を思い出して表情を暗くした。産科にはベテランの信頼できる医師もいますし、紹介状を書きますよ、涼子の心配を知ってか知らずか、東条が涼子に勧めるのに、そうですね、先生の推薦なら安心です、と笑顔を作った涼子が応えた。東条が根回ししてくれたおかげで堺にはあたらず、以前カンジタの診断をした中年女性の鈴木医師が診てくれた。

簡単な検査の結果鈴木は、7週目に入ってますね、おめでとうございます、と優しく笑ったが妊娠がはじめての涼子は不安を隠しきれなかった。涼子さんは未婚ですね、相手の男性と、ちゃんと話してください、鈴木の優しい口調にお母さんのようだと思った涼子は目を潤ませて抱きついていた。大丈夫、あなたは健康だから、きっと元気な赤ちゃんが生まれますよ、鈴木は涼子の背中をやさしくなでていた。一人で抱え込まないで、相手の男性にちゃんと相談するのよ、鈴木は敏腕刑事の気弱な面を見て、優しく励ました。

その日も山田は涼子の病室に行くつもりだったがケータイに連絡があって大事な話があると言われ、何の話だろう…、と出来のよくない頭であれこれ考えていた。最近冷たくなった涼子は自分を嫌いになって別れ話を切り出されるのかも、と不安に駆られながら定時になる前に病院に向かった。病室には普段着に着替えた涼子がベッドに座って山田を待っていた。真剣な面持ちで山田にいすを勧める涼子にますます不安を募らせた山田だったが、今日、退院になったわ、と涼子がつぶやくと、そうだったんですか、よかったです、じゃあ、もう帰れるんですよね、不安が杞憂だったと安堵の息を漏らした山田はうれしそうに笑っていた。

あとね…、涼子は山田の笑顔を見つめてちょっと言葉につまった。なんですか?、涼子の真剣な顔に、やっぱり別れ話、とまた不安になった山田は涼子の口が開くのを待った。…、山田は、子供好き?、妊娠の二文字が言い出せない涼子はそれとなく聞いてみた。恐れていたことではなさそうだ、と一安心した山田はなんだかいつもと違ってはっきりしない涼子の意図がわからずに、なんでそんなこと聞くんですか?、と不思議そうに聞き返した。どうなの、涼子は山田の質問には答えずに、もう一度聞き返した。

ワケがわからない山田は、…、涼子さんの子供だったら、大好きですよ、と思ったまま応えた。そう、良かった…、山田の答えに表情を緩めた涼子は恥じらうように目を伏せて、赤ちゃん、できたの、とつぶやいた。赤ちゃん、ですか…、最初意味が理解できなかった山田は口に出しながら、やっと涼子が妊娠したことを理解すると、ホントですかっ、と涼子の顔をのぞき込んだ。…7週目だそうよ、涼子は山田の顔を見るのが怖くて目を伏せたままつぶやいた。ありがとうございますっ、と叫んだ山田が涼子を抱きしめた。きつく抱きしめられて息苦しさを感じながら、天井をぼんやり見る涼子の目から涙がこぼれた。

交渉人涼子 11話 (35) につづく
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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (33)

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11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (33)

涼子さん、お加減どうですか、朝の検温にサエコが入ってきた。昨日は、変なことしなかったでしょうね、サエコが意味ありげに笑っていた。サエコの表情から、見られた、と直感した涼子だったが山田は、何もないです、とわざとらしく応えていた。まだ安静にしてくださいよ、涼子さんは重症患者なんですから、平熱の体温計を見たサエコは、涼子にニッコリ笑って出て行った。涼子はちょっと反省して入院中は禁欲するコトを誓ったが、そんな涼子の決意など全く知らない山田は今夜もエッチができると妄想して顔をゆるませていた。

弥生は検察に身柄を送致され、起訴が決まった。調書を取った笹野は検察送致前に涼子に裏取りに来て、おまえたち、そう言う関係だったのか、とエロオヤジの顔で笑っていた。それでも笹野は個人的なことだから、このことは必要以上には漏らさないと約束してくれた。もう隠してもしょうがないので涼子が白状すると、それでいつ結婚するんだ、と笹野が笑った。結婚…、何度も山田から言われながら、それをずっと避けてきた涼子だったが、急に結婚という言葉に現実味を感じていた。はたして山田は本気で自分と結婚する気なのか、涼子は不安だった。

しかし今はそんなことを考えている場合じゃないと、弥生が厳しい罰を受けないように減刑を望む嘆願書を書くことを涼子が伝えると、そうか、そうしてくれ、と笹野は優しく笑った。事情を理解している笹野も弥生に同情していた。あの子も悪い子じゃないし、これからきっといい人が見つかるだろうしな、とセクハラオヤジらしくないしみじみした口調だった。まあ、結婚式には呼んでくれよ、おまえのケツが触れなくなると思うと、ちょっと残念だがね、セクハラオヤジのセリフを残して笹野は病室を出て行った。

退院まで毎日山田が泊まりに来て何かと涼子の世話を焼きたがったが、涼子は二度と一緒に寝ようとは言わなかった。エッチも極力避けて山田が奇行に走りそうな目を見せてアブナイと思った時だけ口で処理した。涼子が急に冷たくなってそのわけがわからない山田は、自分が嫌いになったのか不安になったがそれを聞くことが出来ずに、涼子が完治するまでガマンするべきだと考えて何とか欲望を抑えると、夜は病室の床に布団を引いて寝ていた。一月ほど入院してやっとキズが完治して退院の許可がおりたが、その前に涼子は担当医の東条に呼ばれた。

交渉人涼子 11話 (34) につづく
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交渉人涼子 11話 (32)

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11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (32)

出ました…、こんなに早く発射するとは思わなかった山田が照れたように笑うと、そうね、と膣を熱い粘った液で満たされた涼子はアソコの粘膜が焼けるような熱さを感じながらやさしく笑っていた。早すぎる発射に涼子の女体はまだイってなかったが、ふたりで一緒に寝るだけで涼子は幸せだった。お互いに抱き合ってカラダをまさぐっているうちにふたりは寝ていた。

翌朝目を覚ますと、涼子に抱きついた山田が朝立ちして膨張させた息子を、昨日の山田が放出した液を漏らす蜜壺に出し入れして湿った音を響かせて腰を振っていた。あっ、だめっ、激しく出入りする息子の刺激に女体の芯を刺激された涼子は、目をぎゅっと閉じてあえぎ声を漏らした。過去の苦い経験から悪い予感がして鼻息の荒い山田の顔を見ると、予想通り目を閉じたままだった。また、寝ぼけてる…、きっとスケベな夢を見ているのだろう、山田のニヤけた寝ぼけ顔を見ながら、呆れながらもキツイ突き上げに涼子の意識は淫靡な世界に入り込んでいた。

ああっ、もうっ、起きてっ、山田が抱きしめる腕から何とか手を自由にすると、背中をパシパシと叩いた。あっ、んっ、起きる気配がないので、涼子は山田の鼻をつまんで口づけをして口をふさいだ。…、んっ?、…んんっ、はあっ、幸せそうなバカ面をしていた山田が顔をしかめると、涼子は口を離した。ビックリしたように涼子を見つめる山田は、あなた、寝ぼけ癖、なんとかして、と涼子が睨んでいた。まだ目の覚めない山田は、涼子の言葉を不思議そうに聞いていた。

あなた、寝ボケて、女を犯すクセがあるのね、山田の態度にムッとした涼子はふくれあがった息子を力一杯握った。ひっ、あっ、すいません、息子が握りつぶされる恐怖にとりあえず謝った山田だったが、涼子の不機嫌を全く理解してなかった。まるで被害者のような顔で不満そうな山田にまだ怒りの収まらない涼子は、悪い子に、お仕置きしないとね、とイジワルそうに目を細めて笑うとタマ袋を握った。ひえっ、コリコリしたタマを握りつぶされる恐怖に顔を引きつらせた山田に、悪い子の親分ね、と握った手に力を入れた。

ひいっ、勘弁してください、タマをつぶされたら涼子と出来なくなると恐れた山田はベッドに正座して平謝りした。説教モードになった涼子は、山田をいすに座らせると、あなた、どんな夢見てた?、と聞いた。えっ、あっ、へへっ、夢の中で涼子を散々陵辱していた山田はスケベ面でだらしなく笑った。寝ボケて、それをしてたのよ、山田の表情から夢の中で自分がどんな目に遭っていたか、だいたい想像のついた涼子は冷たい視線で山田を見つめた。

えっ、そうなんですか、すいません、まだチャンと理解してない山田だった、涼子の不興にとりあえず謝っていた。変態のあなたらしい、と言えばそれまでだけど、これじゃ、一緒に寝られないわ、ため息をつく涼子に、それは困ります、と山田がきっぱり応えた。だったら、寝てる間に変なことしないと、約束できる、涼子はまじめな顔で山田を見返した。状況が理解できないまま山田は一緒に寝たい一心で、約束します、と胸をはって応えた。

交渉人涼子 11話 (33) につづく
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